HOME > お知らせ > アーカイブ > 末永産婦人科医院: 2009年11月アーカイブ

お知らせ 末永産婦人科医院: 2009年11月アーカイブ

新型インフルエンザワクチンについて

最近話題の新型インフルエンザ。「感染力が強いものの、多くの感染者は軽症のまま回復する」「タミフル、リレンザといった治療薬が有効である」といった点で、これまでの季節性インフルエンザによく似ているのが特徴です。しかし「新」型で、大部分の方が免疫を持っていないため、感染が拡大する危険性が指摘されています。特に重症化する可能性の高い妊婦さん、喘息や糖尿病などの病気を持っている方は充分注意が必要で、ワクチンの優先接種対象者です。
 新型インフルエンザのワクチンは今回初めて製造されたもので、現在もその安全性や有効性についてはデータの収集がされているところですが、少なくとも国内産は長年接種された季節性のものと安全性、有効性ともに同程度と考えられています。また、このワクチンは、生ワクチン(生きた細菌やウィルスを用い、毒性を弱めたワクチン)ではなく、不活化ワクチン(病原性をなくしたウィルスの成分だけを用いるワクチン)ですので、一般にどの妊娠時期でも、また授乳期でも接種は可能です。かかった場合の重症化を避けるため、ぜひワクチンの接種をお願いします。また、新型と季節性のワクチンは異なりますので、それぞれに接種が必要です。
 ただし、新型に対する国内産ワクチンはいま現在、順次生産されているところで、これからしばらくは各医療機関で用意できるワクチンの数がすぐにはわからない状況です。妊婦さんはかかりつけの医師に相談し、早めのご予約をおすすめします。熊本県では11月中旬以降から妊婦さんの接種、その後順次、持病のある方、1歳~就学前の子ども、1歳未満の子どもを持つご両親...といった順で接種される予定です。
 注意したいのは、ワクチンはあくまで「症状の軽症化」および「発症の予防」の効果が期待できるもの。感染予防の効果は保証されておりませんので、何よりも予防を心がけるのが重要です。まず手洗い、うがい、マスクの着用、人ごみを避ける...といった予防策を習慣づけるようにしましょう。

« 末永産婦人科医院: 2009年10月 | メインページ | アーカイブ | 末永産婦人科医院: 2009年12月 »

このページのトップへ