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お知らせ 医療情報: 2009年3月アーカイブ

バースコントロールについて

女性にとって、妊娠・出産はとてもデリケートで重要な問題です。特に『望まない妊娠』は身体的にも精神的にも大きな負担を強いることになります。そのためにもバースコントロール(BC)に対する正しい知識を持つことはとても大切です。今回はBCについてお話しいたします。

BCの中で高い効果の得られるものとしては、避妊手術、低用量ピル、IUDと呼ばれる子宮内避妊用具があります。

避妊手術:女性の場合は卵管、男性の場合は精管を結ぶ、あるいは切断することで、卵や精子の通路を遮断する方法です。最も確実性の高い方法の一つですが、一度手術を行うと、妊娠の機能を回復させることは難しく、将来出産を希望される場合は行うべきでないと考えます。

低用量ピル:女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンによって、1)排卵を止める、2)受精卵が子宮内膜に着床しないようにする、3)精子が子宮の中に進入しにくくするという効果があります。
以前より治療に使用されていた中用量ピルはエストロゲンの量が1錠あたり50~150μgと含有量が多く、血栓症をはじめとする副作用が問題とされてきました。それに比べて、低用量ピルではエストロゲンは50μg以下と含有量が少ないため、副作用はかなり抑えられるものの、十分な避妊効果を有しているのが特徴です。

IUD:子宮の中に装着された器具が精子の運動を阻害したり、受精卵の着床を妨げることでBCを行います。最近では銅付加、あるいは女性ホルモンを付加することでその効果を高めているものもあります。出産の経験がある女性で、長期間妊娠を望まない方には適しているといえます。

上記の3方法に加え、BCの確実さは劣るものの、とても大切な方法としてコンドームがあります。

コンドーム:精子が子宮内に進入することを防ぐことで避妊効果を有するのですが、装着ミスや破損が多く、失敗率は高いとされています。コンドームのよい点は性感染症の予防効果があるということです。

コンドーム以外の方法は、医療機関での処方・処置を必要としますので、まずはかかりつけ医を受診され、よく相談されることをお勧めします。


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