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お知らせ 医療情報: 2009年6月アーカイブ

妊娠中におけるインフルエンザの対応について

最近大きな話題となっている新型インフルエンザ。妊娠中のママの中には「もしかかったらどうすればいいの?」と心配されている方も多いかもしれません。
 これまで、通常の季節性インフルエンザでは『抗インフルエンザウウイルス薬(タミフルやリレンザ)を妊婦へ投与することは出来るだけ避けるべき』という考え方が主流でした。これは、季節性のインフルエンザにおいてワクチンによる予防接種が有効なこと、また妊娠中や授乳中のママに対する安全性が確立されていないことが理由でした。
 ところが、アメリカの疾病対策センター(CDC)は『妊娠中の女性は季節性インフルエンザおよび新型インフルエンザのいずれにおいても重症となるおそれがある』と報告しています。特に喘息などの病気がある場合にはさらにリスクが高まるとされています。そこで私たち末永産婦人科医院でも、妊娠中のママにおけるインフルエンザの重症化を考慮し、説明同意を得たうえでタミフル、リレンザの服用をすすめています。また、授乳中であっても赤ちゃんに対する副作用の報告はありませんから、同じように薬の処方を行います。赤ちゃんへの影響よりも、インフルエンザの症状が重くなることが非常に問題なので、薬を処方された方も心配せずに服用してください。
 もし、高熱、せき、頭痛やのどの痛みといった症状が続く場合、新型インフルエンザの可能性があります。まず地域の保健所が設置している発熱相談センター(熊本市の場合、096-371-5006 または 096-364-9420)へ相談し、発熱外来で診断を受けてください。
 もちろん、かかる前の感染予防が何よりも重要。手洗い、うがい、洗顔をこまめに行う、マスクを着用する、目や口、鼻など粘膜のある部分は触らない、といった通常のインフルエンザ対策が新型においても有効です。かからないように注意して、もしかかっても過剰に慌てず、落ち着いた行動を心がけましょう。

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